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アンティークのシルバーには大きく分けれ2種類あります。
シルバー925と呼ばれるスターリングシルバーとシルバープレート(電解によるシルバーメッキ)です
シルバー925とはシルバーの比重が92.5%含まれている銀製品のことです
銀100%の商品は強度上ほとんどないと思います。100%シルバーにすると柔らかすぎて強度が保てないためです。
イギリスのスターシルバーは刻印があり
刻印を見分ける辞書のような本が数年に一度、改定本が発行されます。
刻印は
ライオンマーク(92.5%銀)+アルファベット製造年(認証年のアルファベット)+ 認証検分地域(アッセイマーク)
+その他メーカーマーク(ない場合も)
フランスや北欧はまた異なったホールマークがあります。
フランスはシルバー800(80%銀)がアンティークのものでは多く見かけます。ウサギマークやカニ、オオカミマークなど
教会のそれぞれの聖母をデザインしたメダイにシルバーのものが見られます。
アンティークシルバー800 メダイ a-1344 |
スターリングシルバー o-338 バニティーケース イギリス製 |
スターリングシルバー虫眼鏡 o-343 イギリスより |
2種類のシルバープレートがあります。
EPNS(electro plated nickel silver)とSheffield Silver(silver plate on copper)
EPNSは1850年頃〜電解でニッケルの上からシルバーメッキをかけられたもの
Sheffield Silverは銅の上に銀メッキをかけたもの(別名;シルバーオンコッパー)
Sheffield plateの古いものは電解が発明される以前のメッキ方法で製造され
純銀を薄くシート状に伸ばし銅に巻き付ける方法で製造されていたようです。
それぞれに刻印があります。下地が銅のシルバープレートは重いものが多いです。